栄養たっぷり*デーツの魅力
デーツというフルーツをご存じですか?
北アフリカなどが原産国で、「ナツメヤシ」という木からなる実をデーツといいます。
フルーツとしては聞き慣れませんが、栄養がたっぷり詰まっている、遥か昔から重宝されてきた魔法のスーパーフルーツなんです!
今回はそんなデーツの魅力について語りたいと思います。
Contents
デーツとは?
エジプトやサウジアラビアが最も生産量が多く、今では広大な土地を持つアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどでも栽培されるようになっています。
乾燥させることにより長期間の保存が可能であることから、昔から大切な保存食として食べられてきたデーツ。8000年以上も前から栽培されていたという話もあります。
加工していないにも関わらず、とても甘く、クセのない味なので様々な調味料や砂糖の代用品として使われています。
見た目からしてドライフルーツなのですが、実際は熟しただけの新鮮なフルーツらしいです。
私も実際にデーツを食べてみると、すごく甘くて柔らかい食感で、そのままでも十分美味しく食べることができました。
デーツの栄養
- 脂質ゼロ
- 一粒に対して20㎈程度
- 食物繊維
- 鉄分
- ビタミン類
- ミネラル(カルシウムやマグネシウム)
抗酸化作用、抗炎症作用によってがん予防、アンチエイジングにも良い
とされています。それに食物繊維が豊富なので便秘の改善に役立ちます。少し甘いものが食べたいなと感じた時に食べることで、美容・健康にも良く満足感も得られるので一石二鳥ですよね。
ただし、一粒20キロカロリーはあるので食べすぎには注意が必要です。一日に3~4粒ほどを目安に、食事や間食に取り入れましょう。
小さな実の中に、たくさんの栄養が詰まっていることが分かりましたね。
デーツの種類
世界中で200種類以上のデーツがあると言われており、品種によって味・大きさ・硬さはさまざまです。
ここオーストラリアのスーパーにも様々な種類のデーツが売られており、種入り(Whole)、種なし(Pitted)、アメリカ産やメキシコ産、もちろん自国のオーストラリア産のデーツも見つけることができます。
そんな中で、おすすめなのは Medjool Dates(マジョールデーツ)です。
「キング オブ デーツ」「クイーン オブ デーツ」(デーツの中の王様・女王様)というニックネームを持つほど、甘く、大きな品種です。
デーツを使ったレシピ
- 砂糖の代用に♪
砂糖をたくさん使用する“あんこ”も、デーツを砂糖の代わりに使用することでヘルシーで栄養価アップ。 - ジャムにして朝食に♪
ジャムにすることで、パンに塗ったりヨーグルトにかけて食べることができるのでそのままで食べるのが苦手な方にも向いています。 - 料理の隠し味に♪
カレーなどに入れるとまろやかになり、隠し味に使用できます。クッキーやマフィンなどのお菓子作りにも◎
美容・健康・ダイエットをしている方にピッタリな魔法のフルーツ“デーツ”
どのような栄養があるのか知らない果物や野菜は、普段スーパーで見かけてもなかなか手に取ることがないと思います。これを機に皆さんも “毎日デーツ” 始めてみてはいかがでしょうか。