日本人は特に少ない?ビタミンDの必要性
ビタミンDの働き、皆さんはご存じですか?
私は妊娠中の血液検査で「ビタミンDが少ない」ということが分かり、サプリメントで補っていました。ではビタミンD不足になるとどのような症状が出てしまうのでしょうか。また、改善方法にはどのようなものがあるのか調べてみました。
ビタミンDの働き
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があり、結果的に骨粗しょう症の予防や、免疫力の強化に期待できます。
また、気管支炎、肺炎などの感染症を予防するためにもビタミンDは大切な役割を持っています。
ビタミンD不足による症状
では、ビタミンDが不足するとどのような症状が出るのでしょうか。
- うつ病
- 自閉症
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 骨粗しょう症
ビタミンDが欠乏していたとしても自覚症状は感じられません。
私も妊娠初期の血液検査で初めて判りましたが、これといった自覚症状はありませんでした。
どんな人がビタミンD欠乏症になるのか
日頃から日光に当たることのない仕事をしている方や、ビタミンD欠乏症の母親の胎児はビタミンD不足になっている可能性が高いです。
特にビタミンD不足の子どもが増加しており、骨の成長に支障が出ることにより歪みや骨折に至るケースもあります。
このことから、成長過程の子どもにとってとても重要な栄養であることがわかります。
ビタミンDを多く含む食品
魚類、キノコ類がビタミンDを多く含んでいるので積極的に食事に取り入れたいところ。ただ、食事からだけでは十分なビタミンDを摂ることができないと言われています。
サプリメントで補うこともできますが、血液検査をしたうえで、ドクターの指示に従うようにしましょう。
日光浴をしましょう
サプリメントで気軽にビタミンDを摂取することもできるのですが、ビタミンDは、太陽の光を浴びることで体内で生成されます。なので多くの方はサプリメントを飲む必要はありません。
肌の露出や季節などの条件により異なりますが、夏のオーストラリアでは5分~10分の日光浴で十分なビタミンDが吸収できるとのことです。
ただし、日光に当たりすぎると今度はビタミンDが分解され、皮膚ガンのリスクが高まるので、日焼け止めはしっかりと塗るよう心がけましょう。
日本では日傘、マスクなど、過度の紫外線予防によってビタミンDが不足している人が多いです。
紫外線が気になる方は、朝の早い時間や、紫外線の少ないお昼過ぎに外で日光浴や散歩などをされてみてはいかがでしょうか。
太陽は元気の源ですね。
これからどんどん夏に向けて日差しも強くなってくるオーストラリア。ビタミンDをたくさん吸収して元気に過ごしましょう!