NAIDOCウィークとは!?
7月の第一週はNAIDOC WEEKと呼ばれていますが、皆さん何の日かご存知ですか?
先住民の人々の伝統や文化に触れることのできる良い機会です。
さっそく、見ていきましょう。
Contents
NAIDOCとは??
National Aborigines and Islanders Day Observance Committeeの略。
・Observance = 法律や伝統を守る
・Committee = 委員会
7月の第一週はNAIDOC ウィークと呼ばれており、(2021年は7月4日~11日) オーストラリアの先住民であるアボリジニと、トレス海峡島民の文化やコミュニティを支援、またはお祝いする一週間なんです。
・トレス海峡とは、オーストラリアの北端、パプアニューギニアの近くに位置する島々です。
300近くもの島々があり、自然や古くからの伝統が未だに残っている貴重な場所。オーストラリア領となっていますが、メラネシア系の先住民の方々が住んでおり、昔からアボリジニとトレス海峡島民の人々は交流してきたといいます。
今年のテーマは?
毎年テーマが決められており、2021年の今年は “Heal Country!”
国民の力で、この土地や文化遺産、冒涜や破壊から国を守りましょうというテーマとなっています。
ウェブサイトはこちら → NAIDOC WEEK
何をする日?
学校や職場、地域のコミュニティなど様々な場面でお祝いをします。
特に学校では、アボリジニの象徴である「点描画 : ドット・ペインティング」をするなど、先住民の方たちの歴史と文化について学ぶ良い機会となっています。
また毎年、先住民族の方々が行った業績を称え、アリススプリングにて授賞式が行われています。(功労賞やアーティスト部門など)
まとめ
各地で催し物が行われるところもあるので、是非ウェブサイトからチェックしてみてくださいね。
→ NAIDOC Week イベント
オーストラリアでは先住民の方々を敬い、歴史を大切にしている印象があります。
産まれた国は違いますが、オーストラリアに住んでいるからこそ、歴史や伝統、地域のコミュニティーなど積極的に学んでいけたら良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。