Tick(マダニ)で猫が入院した話

暖かい日が増えてきたゴールドコースト。
それと同時に悩まされるのが害虫の被害です。

特にTick(マダニ)の被害が多くなる時期なのですが
今回、我が家の猫がマダニに噛まれて危ない状態になってしまいました。
症状や治療の過程などをシェアしたいと思います。



マダニ(TICK:ティック)とは?

ダニは、幼ダニ、若ダニ、成ダニ、産卵という段階の中で、動物に付いて吸血しどんどん大きくなります。マダニはダニの一種ですが、オーストラリアには70種類以上のマダニがいるとのこと。

その中でも我が家の愛猫が噛まれたのが 「paralysis tick」 という、噛まれると最も危険なマダニでした。




噛まれたら?

マダニに噛まれても自分で取ろうとせず、病院に行きましょう!

ピンセットで取れたと思っても、マダニの口の部分が皮膚に残ったままになってしまうことがあり、そうなると化膿や伝染病の原因となってしまいます。

ペットの散歩の後にはしっかり確認することや、ブラッシングをすることでマダニを早期発見し、手遅れにならないようにしたいですね。

※ダニ・ノミ用の薬には「paralysis tick」は含まれていないものもあるので、Plusと書かれたparalysis tickにも効果のある薬を購入し、定期的に投与するようにしてください。



どんな症状?

  • 歩行時によろめく
  • ジャンプ困難
  • ぐらつき、特に後ろ足
  • 脱力感または無気力
  • 嘔吐、吐き気
  • 鳴き声の変化
  • 呼吸困難

参考にしたウェブサイトはこちら Greencross vets

我が家の愛猫「シャルル」は急に歩くことができなくなり、徐々に息が苦しそうになっていきました。
ティックかも?という気はしていたので、体のチェックをしましたが私では見つけることができなかったので、動物病院へ急いだのが経緯です。

最悪の場合、亡くなってしまうこともあると聞いていたので、落ち着くまではとても心配でした。

動物病院ではすぐにティックが付いていないかボディチェックをしてくれ、結局ティックが1匹以上見つかったため、緊急に処置をしていただけました。
治療の過程は以下にまとめたいと思います。



治療過程は?

動物病院で実際にしていただいた治療を、分かる範囲で箇条書きしてみたいと思います。

  1. ボディーチェック
  2. ティック発見
  3. 毛を全部そられる
  4. 酸素吸入
  5. 血液検査
  6. 抗生物質投与
  7. 点滴による栄養補給(食べることができなかったため)


夜はペットの救急センターで経過観察とのことで、10分ほどの距離をペット用の救急車で酸素マスクを付けたまま運んでくださいました。


かかった費用

ティックが見つかった後、ドクターは言いにくそうに治療費の話をしてくれました。
シャルルの場合は酸素マスクを付けたり、歩けないほどまでに弱ってしまっていたので、ティックに刺されたからといってみんな同じ値段ではないので参考程度に読んでみてくださいね。

最初に診ていただいた費用 1900ドル

ペット用救急車 150ドル

救急病院での夜間入院費 1000ドル

翌日のチェックアップ費用 180ドル



いやぁーー急な出費で3000ドル超えはキツかったです(;^ω^)
日ごろから、ティック用のトリートメントをしっかりする、コーミングをするなどして予防することが本当に大切だと身をもって体験しました。



無事に回復!

シャルルは1日の入院と、次の日の経過観察で1日病院で診ていただいた後は自宅で様子を見ていましたが、すぐに回復し、ご飯もたくさん食べておもちゃでも遊べるようになりました!!

ペット用の保険もたくさんありますし、定期的に予防接種を行うなど自分の家族を守るためにできることを考えていけたら良いですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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